山東省の高密対外貿易の輸出入額が安定的に増加

山東省高密市のビジネス部門が19日までに明らかにしたところによると、今年上半期、高密市企業は複雑で厳しい国内外の経済情勢に積極的に対応し、要素コストの上昇など多くの困難を克服し、対外貿易輸出入は安定した成長態勢を維持した。業務統計によると、1-6月、全市の完成輸出入総額は85705.8万ドルで、前年同期比10.1%増加した。貿易往来は100以上の国と地域に及ぶ。

高密市の1-6月の輸出額は前年同期比2.3%増の65529万8000ドルに達し、前年同期比31.4ポイント増となった。重点的に調整された中堅輸出入企業20社の輸出額は45410万ドルで、全市の輸出に占める割合は69.3%で、前年同期比2.6%減少し、半数の企業の輸出は減少または横ばいだった。輸出額が減少したのは、国際市場の需要低迷のほか、主な原因は綿花、綿パルプなどの原材料価格の大幅な下落であり、化学繊維、紡績衣料などの対応する製品の単価が同時に低下したことである。

今年上半期の高密市の輸入は勢いが強い。上半期、全市の輸入額は前年同期比46.2%増の20176万ドルで、増加幅は前年同期並みだった。輸入の大幅な増加は主に海外の綿花の価格が低いことによるもので、綿花の輸入額が4000万ドル以上増加し、全市の輸入を31.7ポイント増加させた。

今年に入ってから、各業界の輸出の差は大きい。1-6月、機電製品の輸出は前年同期比31.8%増の11862万7000ドル、農産物の輸出は42.8%増の3795万ドル、労働保険手袋の輸出額は3842万ドルで、55.3%増加した。一方、全市の輸出総量の50%を占める紡績服装業界は、輸出額が30941.7万ドルに達し、前年同期比12.4%減少した。同時に、輸出市場は日増しに拡大している。

1-6月、全市の日韓、EU、米国の3大主体市場への輸出額は合計41935万ドルで、全市の輸出総量の64%を占めた。新興市場の開拓は着実に進み、ASEAN、中東、ラテンアメリカ、ロシアなどへの輸出額は合計8191万ドルで、全市の輸出総量の12.5%を占めている。現在までに、高密市の対外貿易企業は世界100以上の国と地域と貿易関係にあり、輸出入の規模は拡大している。

また、対外貿易チームはさらに大きくなった。上半期、全市の輸出入実績企業は8社増加し、輸出入額は4862万ドル増加し、全市の輸出入を6.2ポイント増加させた。全市で輸出入実績を達成した企業は269社に達し、そのうち輸出入額が500万ドルを超えた企業は18社、1000万ドルを超えた企業は10社に達した。

下半期、高密市は中日韓自由貿易区交渉のスタートの重大なチャンスをしっかりと捉え、引き続き対外貿易のモデルチェンジとグレードアップのモデル基地の育成と建設を展開し、対外貿易企業が輸出製品の構造をさらに最適化するよう導き、国際市場を強固にし、絶えず開拓し、企業が各ビジネス支援資金と優遇政策を申請するのを積極的に助け、対外貿易企業の実力を強化し、年間の対外貿易輸出入の伸び率が10%以上を維持することを確保する。