茉莉林はオリジナル材料を利用してハイエンド製品の研究開発案を提出した
茉莉林社は2015春夏シリーズの新製品に、オリジナル素材の企画を組み合わせ、より高級な製品企画を提案している。差別化セルロース繊維材料の開発を担当するマーケティング部門と統合することで、同社はオリジナル材料の集中提案のほか、運用領域を拡大し、ニットやファブリック向けの全方位提案を強化する。
2015春夏シリーズの新製品は、オリジナル素材のブランド宣伝を強化した。その中には、新疆の超長綿100%を使用したQueen cotシリーズ、天糸材料と超長綿を複合したcellnobleシリーズ、天糸やモルタル材料とシルクや麻などの材料を組み合わせたAnistonシリーズなどがある。
Queen cotシリーズでは、単糸100本や単糸80本などの高枝品種を追加し、ニットプルオーバー分野や春秋コートなどの機織り分野に向けて、提案を充実させて品揃えを拡大する。cellnobleブランドシリーズは優雅さがあるため、ニット分野の人気ブランドとなっており、今回は三本糸60本、二本糸60本などの品種を開発し、ニットやその他のアパレル品種での運用を拡大した。
アニストンシリーズは差別化セルロース繊維のスカイフィラメント及びモダール、シルク、亜麻及び羊毛などの天然繊維と組み合わせた材料製品。
2015春夏シリーズでは、同社は80%のシルクと20%のシルク混紡製品また、モダール70%や亜麻30%など機能性繊維を用いた複合材料も開発した。糸の品種も40本の単糸、二重糸、三重糸などに拡大しており、編地や横編地の分野での使用が推奨されている。
茉莉林原材料開発では日本国内にとどまらず、中国や東南アジア諸国にも拡大している。現地の材料から製品までの一体化したOEM生産業務を通じて、顧客の異なる品質、付加価値、単価に対する製品需要をより柔軟に満たすことを望んでいる。現在は、コレクションブランドのファッションショップやメンズ商品にも活用分野を拡大する計画だ。
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